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CATのアメリカ東海岸留学

CATのアメリカ東海岸留学

海外在住者の免許事情

ちなみに自分は日本の免許はなにを勘違いしたのか普通一種と二種、大型、けん引、
大特、普通二輪、大型二輪を持っていて、アメリカに戻って来る時には(アメリカの
免許は普通免許しか持っていないので)ちょっとバイクを運転してみたくなった、
なんていう時のために国際免許をとってくるようにしている。国際免許には5つ
ハンコが押してあって、つまりアメリカでもこの免許で全ての車が運転できるという
ことだ。余談になるけど、平成19年には中型免許というカテゴリーができるそうで、
大型トラックの運ちゃんになるのが大変になりそうだ。(免許マニアの人もなにげに
パニックらしい。)

逆のパターンとしては日本で普通二輪(400cc)まで持ってれば、国際免許の二輪の
ところにはハンコを押してもらえて、アメリカに来ればオーバー400ccも運転できる
から興味のある人はチャレンジしてみるといいかも。


さて本題。ほとんどの人は、海外にいるうちに免許の期限が切れてしまった場合、
日本に帰ってからそのまま更新できると思っているのではないだろうか。

これ、半分は正解だけど半分はハズレ。厳密に言うと手続き上は免許はいったん
失効
し(無免許状態)特例によって再試験免除の上、再取得というかたちになる。
(この特例のおかげで妙なねじれ現象もおきたりする。)さらに最近は法律が厳
しくなって、海外にいるうちに免許の期限が切れて3年経過した場合は最初から
とりなおし
、ということになってしまう。(詳しいことはオフィシャルサイトにて。)

なんだそれなら更新と同じことじゃん、と思う人がいるかもしれない。

確かにそうなんだけど、2点だけ注意したほうがいいことがある。

1) 帰国して「再取得手続き」が終わるまでは無免許状態なので、(国際免許を
  持って帰っていない場合は)そのまま運転すると無免許運転になる。(個人的
  には事情の説明をすれば現場の警察官の判断で黙認になると思うけど・・・。)

2)失効期間が6ヶ月を超えると「免許歴」による恩恵(優良ドライバーなど)が
  受けられなくなる。最近は優良ドライバーだと割引になる自動車保険なども
  あるから、これから日本に住むんだったらこれは損かも。

それからあまり関係する人は多くないと思うけど、自分ははまってしまったまぬけな
トラップ
がある。手続き上、再試験(ただし免除)の上での再取得となるから支払う
手数料は「更新手数料」ではなく「試験の手数料」ということになる。
当たり前の話だけど、二輪免許と普通免許をとる場合、試験はは別々で受験料も別々
だよね。つまり「持っている項目の数」だけ手数料がとられるわけで・・・。

さて、そのようなトラブルを回避する方法は期限前更新。免許は一般的な更新
手続き期間でなくても正統な理由があれば実はいつでも更新できる。(海外に住んで
いるというのは立派な理由になる。)デメリットはその方法で更新すると有効期限が
減ってしまうことだけど、その他のメリットを考えたら次の更新期限までに日本に
帰ってこない可能性がある場合はやっとくに越したことがないような気がする。


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